2011年11月28日月曜日

ピクルス通信no.129 別離

液晶画面は潰れていながらも、音は出るため粘って使用していたiPodがある日忽然と姿を消した。

例のごとくスターバックスのソファーに落としたか、と問い合わせてみたものの届け出は無し。他に心当たり無し。どこにも無し。

腹をくくった。

iPhoneを買おう。さすればiTuneの機能もついてくるため十二分に音楽を携帯できる。

なにより、そろそろスマホ(フォ)デビューしたい。

3年ほど付き合ってきた携帯電話(仮名:S子)と別れることに、何の躊躇もない。

入力ボタンが硬いため押し辛く、日々のメール連絡を疎遠せしめた張本人、S子。

電池パック部分のカバーが剥がれ、所々のメッキも剥げ、ありし日の美しかった姿の面影はどこにも見てとれないS子(そりゃ俺が手荒に扱ってきたのも悪いんだけどさ)。

バイバイ、S子。

ハロー、iPhone。

購入以来、ぞっこんでありんす。

まだ本体を保護するケースを買ってあげてないこともあって、ちょっと過保護かも、ってぐらい大事に扱っている。

もろもろの諸機能を手探る。もっと知りたい。

iPhone、、、、アイ子、、、、。

とは言うものの、実のところS子とも都合のいい関係のままでいようと目論んでいた。

S子のアラーム機能は抜群に有能。いい声で歌う。強力に身をふるう。

毎朝の律儀な目覚まし役として近くに居てもらおう。

そんな心づもりでS子に触れようとしたのだが、姿が見当たらない。

今度はS子が姿を消した。あいつ、今日の朝までは枕元にいたじゃねぇか。

電話をかけてみても鳴るのはアイ子だけ。いったい何処へ。

、、、、、困るよ。

俺が悪かった、S子!戻って来てくれ、S子ー!


サンブルース(紙ジャケット仕様) (BOM24130)
Sambalanco Trio:SAMBLUES

ジャズサンバの傑作を久しぶりに聴こうとCDケースを開けてみると、肝心のブツが入っていない。

どこへ紛れ込んだか見当もつかない。他のCDケースを一枚づつ開けて確かめる気力はない。

それでもアルバムの印象は、初めて聴いた10年前以来、くっきりと耳に焼き付いている。

セザール・カマルゴ・マリアーノのピアニストとしてよりも作曲家としての才気。

ハードバップのジャズが好きだったらイチコロという造形力・パンチ力のある曲を書く。

アイアート・モレイラの機関銃乱射的ドラムに蜂の巣にされた傷痕は今も癒えない。


若竹M郎

2011年11月25日金曜日

Gretli & Heidi



youtubeでたまたま見つけた動画なので国も読み方もわかりませんが、
水入れたワイングラスを叩くとこんなきれいな音がするんですね。
ガムランのゴングのようですごく面白いです。

ちょっと自分でもやってみたいですが
残念ながら我が家はワイングラスはありません。
お茶もワインも焼酎も
ひとつでこなす、マルチユースな湯呑です。

沢田

2011年11月24日木曜日

ブルーノートレコードオリジナルプレッシングガイド

フレデリック・コーエン著のブルーノート・レコード・オリジナル プレッシング ガイドの日本語版が
出たので購入しました。
ブルーノートについての著作の多い行方均 氏 が監修・訳をしています。
英語版は立ち読みはしましたが買うのをためらっていました。
分かりやすい日本語版がでて良かったです。


りょうかん

2011年11月20日日曜日

ピクルス通信no.128  イム

今年一年にわたって我が家の和室にささやかな平安をもたらしてくれたのは仏像カレンダー。

ラストを飾る11月/12月の頁には奈良・子島寺所蔵「十一面観音立像」(現在は東京国立博物館に寄託)が蓮の花を持ってたおやかな表情をみせている。

蓮の花は別名「れんげ」。料理の際に用いる木の杓「れんげ」はその形が蓮の花に似ているから名付けられたという。であれば自宅で仏像コスプレを楽しもうとする際は誇りをもって「れんげ」を持てばよかろう。

子島の観音様も他の観音様の例に漏れることなく、ただ直立するでなくちょっと「しな」をつくってお立ちになられており、色っぽい。これもコスプレの際には「らしい!」と思わせる大切なポイントになろう。

仏像コスプレをする機会がめったにないにしても(とはいっても我が家に蔵書される『やさしい仏像の見方』(新潮社)に「菩薩の着付」「仁王の着付」といったコーナーがあるのは一定層の存在を伺わせる。ところで仏像コスプレの略称を考えてみると「仏コス(ブツコス)」になりそうだが、よりポップにアピールするには「仏」の字を解体し「イムコス」にすべきだと考える)、初対面で会う人に「お好きな仏像は?」とぶっこまれる可能性は十二分に考えられる。好きな食べ物、好きな音楽、好きな本、好きな映画、ときてからの。

一体も名を挙げることできず、さもなくば「奈良の大仏」という短絡的な発言に逃げ、冷や汗をかくことになる自分の姿が目に浮かぶ。

あわてて仏像カレンダーを逆さにめくっては一体一体眺めている。

Canto Do Paje
Maria Bethana: Canto Do Paje

仏像に翼が生えている!

副タイトルに「song of the shaman」とあるから呪術者の姿なのだろうが、これはどう見ても。

しかもちゃんと「しな」をつくって飛んでおる。

MPB(ムジカ・ポプラール・ブラジレイラ)の女王、マリア・ベターニャの歌声は力強く中性的。私はなかなか彼女の歌声に惹かれることはできず、「中性的な声」ということであれば4歳年上の実兄カエターノ・ヴェローゾのほうを好んで聴いていきたい。しかしこの一枚に関してはジャケットの力に押し切られて購入した。

ジョアン・ジルベルトやニーナ・シモン(!)のゲスト参加が貴重。

若竹ネ申

2011年11月17日木曜日

JAZZ PERSPECTIVE VOL.3

毎回、発売が楽しみなジャズ雑誌JAZZ PERSPECTIVE のVOL.3が11/22に発売されるそうです。
今回はフランス・ジャズ特集みたいです。
コレクター訪問やレコードでしか聴けないジャズなどレギュラーコーナーも凄く楽しみです。



りょうかん

2011年11月15日火曜日

2011年11月13日日曜日

ピクルス通信no.127  星問題


「服のサイズを統一してほしい。このメーカーはMだけどこのメーカーだとLとか意味わかんね。」

ーーー バカリズム(11月13日のTwitterより)

私の勤める書店チェーンにはウェブサイトがあり、膨大な数にのぼる書籍の検索ができる。それぞれの書籍につき、お客さんはもとより全国の店舗スタッフが自由に書評を書くことができる。それも仕事のひとつ。

書評に際しては評価をあらわす星をつけることになっており、選べるのは1つ星から5つ星まで

私はいつも悩んでしまう。星1つと星2つの違いは。星3つと星4つの違いは。

その微妙なラインが引けぬ。

もとよりレビュアー全員に「星1『とるに足らぬ作品。買って損をした』、星2『最後まで読みはしたものの首をかしげるところ多々』、星3『可もなく不可もなく。暇つぶしにはちょうど良かった』、星4『おもしろい。人に薦めることができるレベル。』星5『たまげた。人生感が変わった。読まねば損、ひいては愚』」といった共通理解があるわけでもない。

星1つと星2つの違いは。星3つと星4つの違いは。

前提として、書店員の立場でオススメの本だからこそ紹介しているのだから、紹介するかぎりにおいては星5つでいいのではないか。

「愚作には沈黙を。傑作には拍手を!」

RADAMES NA EUROPA COM SEU CONJUNTO (ハダメス・ナ・ヨーロッパ)
RADAMES NA EUROPA COM SEU CONJUNTO


ジャケットが既に星8つの評価を示す。

クラシックからポピュラー音楽まで幅広く仕事を成したブラジル音楽界の巨匠ハダメス・ニャッタリが率いるジャズ6重奏楽団。

ニャッタリ自身のピアノも聴きものだが、なによりもアコーディオン(by シキーニョ・ドゥ・アコーディオン)とハーモニカ(by エドゥ・ダ・ガイーダ)の参加が作品のトロピカルなカラーを決定づけている。繁華なリズム・朗々なメロディーが品の良いアレンジと見事なアンサンブルによって堪能できる佳作。

THINK!recordsによるperolas brasileirasシリーズはゆっくり一枚づつ買っていこう。

若竹あきら

2011年11月11日金曜日

トゥーランドット

来年の1月、ウクライナ国立オデッサ歌劇場が初来日、

名古屋でプッチーニのオペラ、トゥーランドットをやるそうです。
この歌劇場は名門で、起源は1809年なのだとか。

観たいので、来年が楽しみです。
ただネックなのは高額なチケット料金。
ステージから最果ての席でも、自分が普段行くライブの2,3回分はあるでしょうか・・・。
お年玉も期待しつつ。

沢田

2011年11月10日木曜日

QUIET CORNER 2011 AUTUMN

毎回楽しみにしているHMVのフリーペーパーQUIET CORNERの最新号が出たので
もらってきました。

グレッチェン・パーラト、アドリアーナ・カルカニョット、ジョー・ヘンリーといったアーティストがとりあげられていました。

アシッド・フォークが誘うマジック・プレイス、真夜中の静かな海を思わせるピアノの音色という特集
も興味深かったです。


りょうかん

2011年11月6日日曜日

ピクルス通信no.126  名にし負わば

お腹が大きかったヤッコチャン(大学時代からの友人で僕とはツナとマヨネーズぐらいに相性がよく趣味もあう)も7月に元気な女の赤ちゃんを産んだ。ちづるちゃん。

だっこしに会いに行くと、ちづるちゃんは元気も元気、なのだが生後数ヶ月にしてはずいぶん落ち着いた物腰なのにいたく感心した。

ぐずつかず、自分を抱いている初対面の汚いブ男にも気を乱すことなく、つぶらなまなこをよこしてくる。

こいつぁたいした女傑になるんじゃないか。

ちづるちゃん、いや、ちづるさんの落ち着きぶりには母親であるヤッコチャンも感服しているようで、時折、我が子をこんな愛称で呼ぶこともあるという。


「専務」


 ファースト・タイム+7
Duke Ellington Orchestra & Count Basie Orchestra : First Time!

かたや「公爵」を意味する「Duke」の愛称を戴くデューク・エリントン。
かたや「伯爵」を意味する「Count」の愛称を戴くカウント・ベイシー。

ビックバンド界の東西横綱が手勢を従えがっぷり四つに組んだ一枚。(ところで10月に発売された『大相撲行司の世界』(吉川弘文館)は気になる一冊)

30余名による夢競演によって音がすこぶる分厚い。

アルバムタイトルよろしく「これがはじめて!」という興奮を味わう。



ヤッコチャンがそのセンスでもって唐突に僕につけた愛称はひどく礼を逸しており、また事実確認もはなはだ不明瞭である。


「童貞貴族」


ゆえに「これがはじめて!」なのかと納得されては困ります。



若竹まさか様

2011年11月4日金曜日

走る

時間があったらちょっとでも体を動かそうと、
夜近所を走ったりしてます。
暗い中無音で走ってると寂しくなって、BGMが欲しくなるところ。
残念なことに、それ用のプレーヤーを持っていないんです。

オリンピック金メダリストQちゃんは
練習中にhitomiのLOVE 2000を聴いていたとか。
ぜひあやかりたい!

OpaのCorre Niñaもいいなぁ。
タイトルもそのまま、『走る少女』で。
美濃輪育久の入場曲も、よさそうです。
おもわず横に2ステップしてしまいそうですけど。

その前にプレーヤーをなんとかしなければっ


沢田

2011年11月3日木曜日

この島の上で

東日本大震災を受けて制作したという
s.l.a.c.k.の新作「この島の上で」を聴きました。
今回の作品は日本の楽器や和風なメロディのフレーズが印象的でした。
ウォークマンに録音してじっくり聴いていこうと思います。

りょうかん